ある程度の配慮はいると思うのですが・・・。
気を使いすぎるのも、どうかと思いますよね。
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性教育は児童への個別指導を重視…文科省方針
文部科学省は3日、学校での性教育について、児童・生徒への個別指導を重視する方向で見直す方針を決めた。
性の悩みには個人差が大きいうえ、学習指導要領を逸脱した行き過ぎた授業が行われたケースもあるためだ。近く性教育に関する全国調査を実施し、指導事例集を改訂する考えだ。
これまで、文科省は性教育について「児童・生徒が健全な異性観を持ち、望ましい行動がとれる」ことを目標に掲げ、〈1〉子どもの発達・発育段階や受容能力に応じている〈2〉教育的に価値がある〈3〉保護者や地域の理解が得られる――などを基本方針としている。
具体的には、学習指導要領で、小学校3、4年で初経や精通、中学校では受精と妊娠、高校で避妊などを取り上げるとしている。
最近、小学校などで性交のイラストなどを教材として使い、保護者が学校に抗議するなど、行き過ぎた授業が目立っている。文科省は「個別に指導すべき事柄まで授業で一律に教えることが混乱につながっている面もある」として、学習指導要領の範囲内で個別指導を強化することにした。
5月中に、省内に「性教育のあり方に関する調査研究協力者会議」を設置し、性教育に関する教員研修などの改善策を検討する。