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国際ニュース 更新日時 : 2004年07月05日(月)13:25
2004年07月05日(月)
土星探査機、衛星タイタンの地表を撮影
(ロイター)
[パサディナ(米カリフォルニア州) 3日 ロイター] 米航空宇宙局(NASA)は、探査機カッシーニが撮影した、土星の最大の衛星タイタンの写真を公開した。
NASAの科学者によると、公開されたのは赤外線分析画像。黄色に見える部分は、炭化水素の豊富な地域で、緑色は氷の多い地域。白い部分はメタンの雲だという。
カッシーニは今年10月にタイタンに接近する予定で、その時には、より鮮明で詳細な画像が得られる見通し。
タイタンでは、メタンが地球上の水と同様の作用を果たしていると考えられている。
タイタンの南半球を覆っているメタンの雲からは、メタンの雨が降り、このメタンの雲がタイタンの気象を形成すると見られている。