シリカゲルの融点がどのぐらいか調べてみました。
燃焼実験の時に一緒にシリカゲルが溶けていたか、調べてみました。
・・・二酸化珪素の融点は明確に書いてないんですよ。
いずれにしてもアルミホイル上で融けそうにありませんね。
400~600とか1200とか、何でなんでしょうか?
ちょっと、不思議な感じです。
◆シリカゲルとは
シリカゲルは,第一次世界大戦中の毒ガス防御を目的として工業的生産が開始されました。水分の吸着にもすぐれた効果が発見され,今日のように乾燥剤として広範囲に使用されるようになりました。その成分は,純粋に近い二酸化珪素(水晶と同じ成分)で,無色,無味,無臭,無害であり,水分を吸着した後も潮解,風解を起こすことはありません。
◆TETシリカゲルの特徴
ガラス状光沢を有する球状シリカゲル。成分は二酸化珪素 純度99.5%以上で,化学的に極めて安定な物性を示す。pHは中性に近く(5~7.5),水溶性,潮解性,腐食性,毒性等はありません。
また,弗酸,強アルカリ以外には侵されません。
極めて地球にやさしい乾燥剤です。
◆TETシリカゲルの用途
1.防湿
TET A形球状シリカゲルは,低湿・高湿雰囲気において強力,大量の水分吸着特性を持った,他に追従を許さない優れたシリカゲルです。
パッケージの包装にも十分留意し,半導体,半導体材料,医薬品,電子機器,精密機械,食料品などの輸送,保管時の湿度の影響による変質,腐食の防止に最適です。
2.調湿
TET B形球状シリカゲルは,高い相対湿度で急激に吸湿量が増加し,低相対湿度中では吸着した水分を徐々に放出する特性があります。
相対湿度は,気温に比例します。たとえば30度,相対湿度80%の雰囲気中で密封梱包したものが,保管または輸送中に気温26度の状態になった場合,梱包内部の相対湿度は100%になり,水滴の凝縮により錆,腐食,かび発生等の要因となります。
B形シリカゲルの特性を利用すれば,一定の湿度に保つことができます。商品を低湿度にすると品質を損なう場合に適しています。
◆TETシリカゲルの種類
次の2種を用意しています。
A形 ------- 低湿度において湿気を吸湿する力が強いもの
B形 ------- 高湿度において多量の湿気を吸い,吸湿容量が大きいもの