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芸能ニュース 更新日時 : 2004年04月19日(月)13:00
2004年04月19日(月)
安倍幹事長“応援団長”…健康美人、水谷妃里
(夕刊フジ)
先週から公開中の映画「チルソクの夏」で映画初主演の女優、水谷妃里(ゆり)(17)がみずみずしい演技を見せている。四半世紀前の日韓をまたぐ恋と友情…。自民党の安倍晋三幹事長が“応援団長”を務め、「若い方々が全力投球している」とエールを送った青春ストーリーだ。
舞台は昭和52-53年の山口・下関。韓国・釜山との親善陸上競技大会で出会った女子高生、郁子と韓国の男子高生が「来年の七夕(韓国語でチルソク)の再会」を約束。淡い初恋を親友3人も応援し、手紙のやりとりがはじまる。まだ日韓の壁も厚く、親に反対されながら、手紙を書き続ける郁子。携帯電話もメールもない時代の恋…。
下関出身で、映画「半落ち」などで知られる佐々部清監督が企画。昨年先行公開の下関では「千と千尋の神隠し」「タイタニック」を抜き、歴代1位の興行成績に。
「当時の人はもちろん、私たちの世代にもあたたかくて、心に何かが残る作品。大切な人と見てほしいです」と水谷。
25年以上前の女子高生役に「メールなら、文章を失敗してもすぐ直せるけど、手紙は全部書き直し。親にも反対され、相手は韓国…自分だったら(恋愛は)危ういかも。携帯のない生活も考えられない。待ち合わせとかどうしよう」と笑う。
その笑顔も魅力で佐々部監督が、当初のシナリオで「泣き虫」だった郁子を「泣かない子」に変えたほど。笑顔だけでなく、169センチの長身で役と同じ走り高跳びの選手経験もある健康美人だ。
撮影では「走ったり、高跳びも跳べるまでやらされて半泣きだった」が「みんな(共演4人)で銭湯に行ったり、一緒の部屋で寝たり、ピンクレディーの振り付けを練習したり…」となかなか青春? そのピンクレディー「カルメン」や、山口百恵「横須賀ストーリー」、イルカ「なごり雪」なども劇中披露する。
ドラマ、映画のほか、ジャイアントスイングで男を投げる飲料CMでも注目。「アクションでも何でもできる女優」が目標だ。ちなみに、妹はアイドルユニット「BON-BON BLANCO」のRURI(14)だ。